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2008年10月14日 (火)

ミッドウェイの刺客


池上司、「ミッドウェイの刺客」読了。
ミッドウェイ海戦は日本側の完敗かと思っていたが、潜水艦が一矢を報いていた。
そんなことは知らなかったので、読んでみることにした。

伊168潜水艦(以下「伊168潜」)はミッドウェイ島の偵察を命じられていた。
ミッドウェイ海戦で日本海軍は「加賀」「蒼龍」「赤城」の空母三隻を失い、唯一残った「飛龍」は奮戦の末、敵空母「ヨークタウン」を大破させたが、敵戦闘機の攻撃により撃沈された。
偵察のみの任務から伊168潜は「ヨークタウン」を撃沈せよとの緊急電報を傍受する。
艦長田辺弥八と搭乗員の奮闘により「ヨークタウン」に魚雷をぶち込み撃沈させた。
その後、敵駆逐艦の爆雷を受け,脆弱な防衛能力しかない潜水艦を苦労しながらなんとか逃げ切り、呉軍港に帰還した。

軍隊では命令は絶対で、無理と思われる命令でも従わなくてはならない。
その最たるものは伊168潜に下された命令だ。
「ミッドウェイ・サンド島の航空基地を砲撃せよ。」との艦隊司令部から命令を受ける。
僅かな船上からの攻撃能力しかないのに、伊168潜は夜間十数発の高射砲を撃った。
その後は敵の哨戒艇の爆雷攻撃を受け、沈没されそうになった。

その後、伊168潜は昭和18年7月27日ラバウル島の近くで雷撃を受け沈没したが、艦長の田辺弥八はガダルカナルで機銃掃射を受け内地に送還さていて無事だった。
戦後も生き残られたそうです。
伊168潜の乗組員の方々のご冥福をお祈りします。

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コメント

太平洋戦争の戦記ものは昔良く読みましたね。
零戦の撃墜王、坂井三郎とか懐かしいです。
「ミッドウェイの刺客」もなかなか面白そうですね。

投稿: 風来坊 | 2008年10月16日 (木) 09時29分

へええ
面白そうな内容ですね
入院中に硫黄島の原作本は読みましたが
こういう系統のものはまだ読んだことがありません
機会があればよんでみようかと思います

投稿: あゆ | 2008年10月16日 (木) 17時05分

風来坊さんこんばんは。
潜水艦内の描写は見事でした。
一度お読みください。
ハマリますよ。

撃墜王のエース坂井ですね!!
ほんと良くぞ、ご無事で終戦を迎えられたと思います。
抜群の操縦技術と良運を持っていた方なんでしょうね。
坂井さんの本も探して読んでみたいと思いますbook

投稿: マーサー | 2008年10月16日 (木) 21時53分

あゆさん、硫黄島を読まれたんですか。
硫黄島は米軍に陥落してからが地獄だったそうですね。
かなりの方が生き残ってたらしいですが米軍には投降せず、塹壕内で息を潜めていたそうです。
喉が渇くが水がなく、自分のオシッコを飲んで生き抜いたそうです。
私は平和な時代に生まれていて良かったと思う反面、亡くなった方に対してはご冥福を祈るしかありませんthink

投稿: マーサー | 2008年10月16日 (木) 21時59分

田辺艦長は、その後伊176潜水艦に転任し、またしても米重巡洋艦「チェスター」雷撃に成功し、これを大破させました。
「チェスター」は、沈没こそしませんでしたが、二度と太平洋戦線に現れませんでした。また、敵潜水艦をも撃沈しております。
 それだけではなく、潜水艦隊の教育、電池の改良にも成果を挙げており、日本の潜水艦指揮官の中で、至高の存在であるといえます。

投稿: ゲオルグ・ララーシュタイン | 2011年10月30日 (日) 19時41分

ゲオルグ・ララーシュタインさん、コメントありがとうございます。

3年前の記事にコメントをしていただけるとは、ビックリしました。
田辺艦長は、凄い活躍をされたのですね。
田辺艦長のような方が東日本大震災の復興を担当されていたら、今のような混乱はなかったでしょうね。

投稿: マーサー | 2011年10月31日 (月) 22時04分

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