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2009年6月15日 (月)

伊号潜水艦訪欧記

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伊呂波会の『伊号潜水艦訪欧記』読了。

戦時中、日本海軍はドイツへ5回も潜水艦を派遣している。
日独伊防共協定を結んでいるドイツへ、情報交換と兵器・物資交換のためである。
陸上ルートは完全に連合国に押さえられているため、太平洋→インド洋→大西洋を航行して、ドイツへ行ったそうだ。
ドイツへ行って、日本へ無事帰還したのはわずかに1隻のみ。
2隻は復路、日本へもう少しというところで、機雷に触れてたり敵潜水艦により撃沈された。
あとの2隻は、往路フランス沖などで敵潜水艦や駆逐艦により撃沈された。

日本の潜水艦はドイツのUボートと比較し、2周りも大きく且つ潜行時のスピードは4ノットしか出ないというありさまだった。
またエンジンの騒音が大きかったそうで、こんな潜水艦で日本から敵に発見されずに、よくぞ無事にドイツまで来られたのもだとドイツ海軍に感心されたそうだ。

今は帰還した潜水艦でご存命の方は、ほんの数名しかいないそうだ。
幾多の苦難を乗り越えてドイツへ派遣され帰還した潜水艦、そして派遣途中に撃沈した潜水艦の乗組員に対して、ご冥福をお祈りします。

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